■免停

速度違反で写真を撮られちゃいました。
5日に警察に出頭してきます。


そんなワケで免停期間中はヲタ現場活動も停止します。






車を運転される方、交通ルールは守りましょう。



ジュンリンインタビュー

司会:騰訊(テンセント、中国の大手IT企業)のネットの皆さんこんにちは。”明星面対面”にようこそ。
  私達はモーニング娘。のメンバー二人をお招きしました。

ジュン:皆さんこんにちは

リン:皆さんこんにちは。

司会:中国では最近とても深刻な地震が発生しました。お二人とも(地震に)深く関係があると伺っています。
  ちょっと皆さんに話してください。


地震

リン:私はこの災害のことを仕事が終わってすぐに聞きました。私も私の友達もお金を寄付しました。
  みなさんにお見舞い申し上げます。家が早く再建できればいいなと思います。
  私はインターネットでニュースを見ていました。私の友達が、被災地区の学校に通っているんです。まだ連絡がつきません。

ジュン:私は被害にあった皆さんのために祈りました。そしてお金を寄付しました。
  私たちは最近のコンサートで募金も集めています。

リン:私がすごく感動した話があります。子供が、お母さんの体で守られていた話。
  お母さんが息を引き取る前に、やっとの思いで携帯にメッセージを残していたんですね。
  「もし生き残れたら、忘れないでね、ママは永遠に愛してるって」
  そのとき、私はこの災害がなんて非情なんだろうと思いました。
  母の日のたった1日あとに、沢山の母親が、子供と別れる羽目になってしまったのです。
  私は本当に心を打たれました。歌を書きたいと思いました。すべての母親のために。

ジュン:私たちだけじゃないです。他のメンバーも地震を気にかけています。特にリーダーの高橋さん。
  高橋さんは写真を見たとき泣き崩れそうになってました。
  高橋さんは、人はみんな同じように"生"に立ち向かってると思うって言ってました。
  私が、友達に連絡がつかないって言ったんです。そしたら高橋さんは、
  むやみに焦らずに今できること、今すべきことをしなさいって言ってくれて。例えば募金を集めるとか。
  中国の友達のために、上海コンサートでは中国の歌を歌いたいなと本当に思っています。

リン:歌手として、私たちは困っている人に力を与えられると思います。

司会:地震のことを聞いたとき、家族のことが心配になりましたか?

リン:もちろんです。すぐに電話しました。でもその時は回線がつながらなくて動揺しました。
  何回も電話して、やっと夜につながりました。

ジュン:私は(2月に湖南省を襲った)雪害の時よりもずっと心配になりました。湖南省はなんか内陸のほうなので、
  地震を感じることはないんです。でも私のお母さんは今回はひどかったって。電話は最初はつながらなくて、
  とても心配になりました。


【日本での生活 】

司会:家が恋しくなる?

リン:私たち二人ともまだ(親じゃなくて)子なので、離れて住んでいると私たちよりも両親のほうがさみしいはずです。
  今はこの気持ちが分かります。いま私は日本でひとりですが、でも幸いジュンジュンが
  (ここは間違ってるかもしれない。原文は姐。)一緒に住んでいますから。
  私たちは同じ建物に住んでいます。私が上の階で、彼女が下の階。だからよく行き来しているんです。

司会:食べ物はどうですか?

ジュン:最初はサラダに慣れなかったです。レタスですね。
  それとは別に、私はちょっと殻に閉じこもっちゃったことがあって。日常生活だけじゃなく自分の回りにも。
  私はなんか攻撃的なところがあった。中国人として、何にでも優れたことをやろうって。
  それは、私が加入した頃はお互いに距離があってあまり意志疎通していなくて相手の性格とかわかってなかったから。
   でも親友になってからは、そういう心配は無駄だってわかりました。
  みんなとても親切で、例えば私が何か言ってみんな(メンバー)が分からないときは
  「大丈夫だから。ゆっくり喋ってね。日本語で言えなかったら、中国語でも英語でも
  全部OK。」と言ってくれます。


リン:私は料理は全然だめなんですよ。日本に来たとき、テイクアウトのお店を探していました。
  メンバーがいい人ばかりで、よく私たちのこと気にかけてくれるので幸せです。
  時間があるときに、よく外に夕食食べに行くのに誘ってくれるのがとても嬉しいです。
  メンバーが誘ってくれて、私とお話してくれて、まるで家族の一員みたいに感じます。
  この人達がいなかったら、私はここまで続かなかったと思います。


【中国人メンバーがモー娘。に加入することについて】

司会:モーニング娘。に中国のメンバーが参加すると報道されたときに、中国のメディアは、
  もしかしたら中国人メンバーが馴染めないかもしれないと心配しました。日本のファンも「どうして中国人
  が加入するのか?」と言っていました。みなさんはその当時、このへんの心配をしていましたか?

リン:私が加入したときは、みんなとても気さくだなと思いました。それに私たちのこと特別に気にしてくれます。
  多分それは私たちが外国人だからかもしれません。このことは色々考えてみましたけど、わかりません。
  実をいうと、モーニングに加入してからはそんなに苦じゃないんです。私たちはみんな年頃の女の子です。
  共通の話題で、一日中おしゃべりしていられます。

ジュン: モーニング娘。が結成されて10年経ちました。この10年で、国民的アイドルグループになりました。
  メンバーはみんな日本人です。実をいうと一報を聞いてびっくりしました。第一段階のオーディションを受けたとき、
  日本に行くとは思っても居なかったのです。ただ、日本で仕事をはじめる機会があるだろうと聞いただけでした。
  結果を聞いた時はびっくりしました。私はすぐメッセージを送って、そしたらたくさん返信が来て。

  私の友達が電話してきたんですけど、その子も心配してたんですよ。私も、両親も、
  全く不安がなかったと言ったら嘘になります。なんか不確定な感じがしていました。
  でも、だんだん私は自分に言い聞かせるようにしたんです。
  何が起きても、ベストを尽くして、たった一人でも私の歌を聴いてくれる人がいるなら、私はあきらめないって。
  私たちが努力していればだんだんわかってもらえて、ファンの人たちも私たちに目を向けてくれると思います。

司会:(ファンの)皆さんは全部見ていますよ。あなた達の日本での人気はとても高いですよ。

ジュン&リン:ありがとうございます。日本のファンも含めて、みなさん私たち二人に関心をもっていただいて。

リン:とても感動します。

司会:オーディションはどうでしたか?

リン:中国でのオーディションの時、つんくさんの友人が私をつんくさんに紹介しました。
  日本では、試験みたいに、歌・ダンス・ギター演奏がありました。そして待つんです。
  その後、私が(ハロプロに)留学生として加入するって電話が来ました。
  私はまだ若いし、もっと視野をひろげたほうがいいだろうと思いました。
  このチャンスを逃してはいけないので、直に日本に飛んできました。

司会:それ以上のことは考えなかった?

リン:はい。(日本に)着いてからモーニング娘。のことをくわしく見てみて、このグループはとてもすごいと思いました。
  バックダンサーをしていたとき、もしモーニング娘。に入れたらすごく素敵だなと思っていました。
  モーニング娘。に入ると聞かされたとき、私は興奮してしゃべれなかったほどです。
  泣きました。人前で泣くのは好きじゃないんですけど、この時はもう我慢できませんでした。すごくドキドキしました。
  皆さんに感謝したいです。

司会:突然(ジュンリン加入の)ニュースを聞いたとき、お二人がどのような経緯でこうなったのか、すごく好奇心があります。
  やはりオーディションに参加たのですか?何かルートみたいなものを通したのですか?

リン:モーニング娘。は創立10年の間、ずっと良い結果を残してきました。新しい突破、新しい挑戦をしたいと思って、
  中国でのオーディションを行ったのです。それで私たち二人が加入しました。

ジュン:私はラッキーだったのかもしれません。私はまず超級女声にチャレンジしたんですけど、
  湖南省トップ50にしか入れなかったんです。コンテストのあとは大学入試の準備のために家に戻っていました。
  ずいぶん経ったあとに、超級女声の先生(またはスタッフ)から電話が来て、
  北京のオーディションを受ける気があるかどうか聞いてきました。もしそれに通れば、日本で仕事を始めるチャンスがあるって。

司会: それがモー娘。のオーディションだとは聞かされていなかったんですか?

ジュン:聞いていませんでした。私はその人に参加すると伝えました。私はその頃は演技を専攻していたので、
  北京で(演技を)学びつつオーディションが受けられると思っていたのです。そうして北京に着きました。
  そこに他の女の子がたくさんいたのを覚えています。みんな歌が上手で、私は不安になりました。
  少なくともプレッシャーの中でやれることはやったと思いました。そして私は戻って他の人たちの歌を聴いていました。

司会:オーディションに勝てる可能性はどのくらいだと思っていましたか?

ジュン:全くゼロ(望みなし)です。みなさん素晴らしくて。そして超級女声に参加した人も他にいたんです、トップ10入りした人とか。
  私はオーディションを楽しもうって自分に言い聞かせました。
  もうすぐ大学入試が始まるという時期になって、また電話がかかってきた時のことは今でも覚えていますよ。
  
  超級女声の同じ先生が、私がつんくさんに選ばれて日本に行って”見て学ぶ”ことになった、って言いました。
  私はそう言われたんです。私の家族はそれを信じていませんでした。
  「いったいどういうわけであなたにこう良いことが起きるの?」って家族は言っていました。
  でも色々な手続きのあと、私は日本にやってきたのです。その頃リンリンはハロプロの冬コンサートで
  バックダンスをしていて。

リン:そうです。私は急に、一緒に来てって誰かに言われました。ちょうど食事をしようと思っていた頃なので、
  行くときはかなりお腹がすいていました。ドアが開いた瞬間に、そこに座っている人も中国人だって
  雰囲気を感じました。そして私たちは紹介を受けました。そしてとても楽しかったです。

ジュン:そう、私はアリーナに見学に行っていました。とても広い場所です。スタッフがリンリンを指さして、
  あの女の子が見えるかどうか聞かれました。私は「はい、見えます。」って答えました。するとスタッフが、
  あの子も中国人だと教えてくれました。私はびっくりしました。リンリンのダンスが上手でパフォーマンスが
  素晴らしかったから。するとまたスタッフが「トレーニングをすれば、君もあのように素晴らしくなるよ。」
  と言いました。たくさんの手続きのあと、私の日本での勉強が始まりました。
  覚えている限りでは、あれはダンスレッスンの時でした。私は全然メイクしていなくて汗をたくさんかいていました。
  するとカメラが入ってきて、リンリンが入ってきた。そしてそこに座るように言われました。

リンリン:私が聞かされていたのは、ジュンジュン(原文ではリンリンはジュンジュンのことを姐姐と呼んでいる)が
  ダンス室で練習してるってだけでした。だから私も一緒に練習したりするのかなと思っていました。
  でもそこにはテレビと2台のカメラがありました。テレビが点けられて、つんくさんが現れて、
  私たち二人がモーニング娘。に入るって言いました。私たちはとても驚いて、マンガのようなリアクションをしました。
  マンガにある、顎が床に着くみたいな。

ジュン:本当に信じられませんでした。だから私はこの機会をこれほどまで大切にしているんです。

司会:自分が加入したって実感するまでどのくらいかかりましたか?

リン:長いこと信じられませんでした。もしこれがただの夢で、いつの日か目覚めてしまうのではないかと恐れていました。
  でもビデオを見て、これが現実だと信じられました。私たちは最善を尽くします。皆さんを失望させないように。

ジュン:私たちのデビューシングルとそのPVのときです。私たちの声がすでにグループと一緒になっていると気づきました。

リン:最初私たちは発音の練習をしなければならなかったのです。外国人の下手な発音のせいで何を歌っているのか
  わからなくなってしまうのを恐れて。でも最終版の録音を聞いたとき、私たちの努力は報われたのでほっとしました。

ジュン:覚えていますよ。私たちが日本語を勉強したとき、漢字とかピンインで印をつけたりとか、おかしな方法を使っていました。
  だから発音が正確ではなかったのです。でも最善をつくせたので、とても嬉しかったです。


【他のメンバーは、二人の日本語をどう思っている?】

リン:メンバー達は、日本語が上手くなったけどまだなんか違う感じだと言っていました。
  最初の頃は他の人が何の話をしているのかわかりませんでした。日本語は、発音が違うと違う言葉になるんです。
  こういうことが起こるたびに私たちはみんなで大笑いしました。
  だから私たちは身振り手振りで表現する必要がありました。とにかく、メンバーが私たちの言ってることを分かってくれるだけで、
  私たちは嬉しくなりました。その後たくさんコミュニケーションをしてきてますから、今は問題ないと思っています。

司会:日本語を学ぶときいちばん難しかったところはどこですか?

ジュン: 発音です。ところどころ中国語に似たところがあるんです。もし早く喋ると、意味がわからなくなってしまう。
  そしておかしな意味になる。私は文法は得意ではないのですが、毎日使っていくうえでちょっと気にするようにしています。
  だから私は単純な単語で表現するよう心がけています。皆さんやさしいので、私の言っていることを分かってくれます。

リン:日本語では、年上の人に話すときに敬語を使います。ときどきジュンジュンはとても可笑しくって、
  敬語を忘れて年下の人に話すみたいにして年上の人に話すんです。そんなときは全員で笑います。

司会:他のメンバーが怒ったりしますか?

ジュン&リン:ないですないです。皆さんとても優しいです。

ジュン:例えば、亀井絵里San。二人とも時間があるときで、彼女が私の向かいに座ったとします。
   私はこう、「ねぇねぇ…」って話しかけて、名前を最初に呼ぶのを忘れてしまうのです。
   たぶん私がリラックスしているせいかもしれませんが。

リン:本当ですよ。メンバーみんながお互い友達なんです。

ジュン:でも敬語を使うことは今でも心がけています。仕事の時は、確実に敬語を使います。

司会:会社で松浦亜弥さんとは話をしましたか?

リン:日本に着いたとき、私たちはハロプロのコンサートに行きました。松浦亜弥Sanはとても愛らしいです。
  声がとっても甘い感じで、私の心まで甘みが伝わるほどです。こんな愛らしい女性がいるなんて!
  私の友達も松浦亜弥Sanが好きです。それはそうと、松浦さんは仕事を始めたときすごく若かったんですよ。
  とても素晴らしいと思います。尊敬します。

ジュン:最初に日本に来たときのことです。私は松浦さんとエレベーターで会いました。けどお互い知らなかったんです。
  普通は知らない人同士でお互いに挨拶はしません。私は新人なのでこんにちはって言ったのです。
  すると松浦さんはわざわざ立ち止まって、全くの初対面である私に向かって「頑張って」って言ってくれました。
  私はじっと松浦さんを見つめていました。松浦さんの顔は私の手より小さかったです。

司会:最初にあったときに(松浦さんだと)気づきましたか?

リン:はい、想像していたのと違っていて、とても優しい人でした。大スターは普通の友達みたいな感じにあいさつはしないって
  思いこんでいたので。(リンリンがあややの真似をする)。とっても愛らしいです。

(司会者は、リンリンのモノマネは似ていないと思うと礼儀正しく言った)

ジュン:声が愛らしいですね。

リン:松浦さんは人に積極的に話しかけようとしてますね。

司会:松浦さんは自分の経験を話したりとかしますか?

リン:いいえ、でも生活が困っていないかとか聞いてくれます。親と離れて一人でさみしくないかとか。あと中国語でこんにちはってどういうのとか。

ジュン:モー娘。松浦亜弥は同じ場所で仕事することはほとんどないのですが、ハロプロコンサートの時は
  松浦さんがやってきて日本での生活に慣れたかとか聞いてくれます。

リン:ハロプロコンサートは、中国の新年の家族パーティみたいなものです。とてつもなく楽しいです。


【ニューシングルと上海コンとメンバーの中国語について 】

司会:上海コンサートについて話をしてください。

ジュン:私は上海コンをとても嬉しく思います。そしてこれは万博のPRの一部です。
  この計画を聞いたとき、私は1年前にこのグループに加入したときの夢が叶ったと思いました。
  他のメンバーも今がんばって練習しています。このコンサートが大切だと思っています。メンバーも中国語を勉強しています。

リン:万博に招かれることをとても光栄に思います。私たちは全員、このコンサートが大きな意味を持つと思っています。
  中国大陸で初めてのコンサートです。もちろん、特別な”しかけ”がありますけど、コンサートに来るまでは秘密です。

司会:日本でのコンサートと何か違うことがあるのでしょうか?

ジュン:当然、コンサートの開催地によって若干の差があります。でも何が変わっても、私たちが皆さんに届ける思いは同じです。
  エネルギーとパワーいっぱいのものになると断言します。

リン:今は準備をしています。
  最高に可愛くて最高に美しいモーニング娘。、そして皆さんが大好きになるモーニング娘。を見せられればと思います。

ジュン:いいスタートになるといいなと思います。

司会:上海コンサートではどんな歌を歌うのですか?

リン:私たちは、皆さんが良く知っているモーニング娘。の曲を歌います。みんなが幸せになればいいなと思います。
  世界が見ています。

ジュン:日本と台湾では、知っているかと思いますがコンサートは2時間あって36曲を歌います。でも上海コンは1時間半になるって
  言われたので、もしかしたら全曲は出来ないかもしれません。会社も、我々メンバーも、皆さんに「これぞまさしくモーニング娘。
  ステージだ。」と言えるものをお届けします。

リン:曲を聴いているときは、みんなで歌って踊ってもいいんですよ。

ジュン:そしてこれらの歌が、モーニング娘。の違った面を見せると思います。

司会:他のメンバーの中国語の練習はどうですか?

リン:台本をもらったとき、私が台本を中国語で読んで見本を録音します。そして他のメンバーはその録音したCDをもらいます。
  みんなとても真剣で何回も聞いています。例えば飛行機の中や車の中でも。道重さゆみさんは、私の隣に座らせてもらえるよう
  マネージャーさんにお願いしていました。そうすれば中国語の文字の発音がわからないところをいつでも聞けるからって。

ジュン:例えば、リーダーの高橋愛さん。なぜか知りませんが、chi shenme(何を食べる?)だけはとても正確に話すんです。

リン:私たちみんなおいしい食べ物が好きですが、高橋さんがどこでそれを覚えたのかわからないです。

ジュン:その日は高橋さんが台本を練習していて、一回読んでみて私にどう思うか聞いてきたのです。
  私がちょっと聞こえづらいと言ったら、高橋さんが急に chi shenmeって言ったんです。

リン:高橋さんはその意味を知らないんですよね。でもみんなにそれを言ってまわっている。

ジュン: みんな頑張って勉強しています。

司会: メンバーは中国の歌を歌えますか?

ジュン:まあ、私たちが中国の歌を歌ってその後であれば上手く歌えるかと…
  
ジュン&リン:私たちはみんな中国の歌を歌いたいと思っていますよ。

6 日本での良い思い出

司会:モー娘。に加入してからどのくらい経ちましたか?

ジュン:一年以上です。3月16日でちょうど一年でした。これはよく覚えています。

司会:日本での生活には慣れたと思いますか?

ジュン&リン:98.8%

リン:変な数字ですね。

司会:この(一年間の)間で何かいい思い出はありますか?

リン:いい思い出は、17歳の誕生日です。私はいま17歳です。日本での誕生日はこれが初めてでした。
  3月に、まだコンサートのリハーサルをやっているときで、いつも通りみんな真剣でした。
  私がちょっと(部屋を)でて、戻ってみると電気が消えていたんです。私が部屋に入った瞬間に、ケーキが来て、
  みんなが誕生日の歌を歌ってくれたんです。
  私はとても感動しました。誕生日サプライズが、しかも外国で、あるとは思っていなかったのです。
  とても幸せでしたから、きっと今年の誕生日は一生忘れません。

司会:事前に気づいたりしませんでしたか?ジュンジュンさんは言わなかった?

リン:いいえ、本当に何も知らなかったんです。プレゼントもうまく隠されていて。
  どうやってあんな大きなケーキを隠していたのか不思議です。この誕生日は忘れません。

司会:ジュンジュンさんはどうですか?

ジュン:最近のコンサートツアー「シングル大全集」の時ですが、私は腰を痛めてしまいました。
  今はもう大丈夫です。イエーイ!
  「ファンの皆さんが私(の怪我)に注目しないよう、まずは質の高い歌を」と言いました。
  私のリーダーの高橋さんが、私の怪我を思って泣いたんです。とても感動しました。

リンリン:高橋さんはとてもいい人です。私は両親が恋しくて仕方がなかった時期があります。
  ツアーの間は各メンバーが個室にいるんですけど、高橋さんは私のドアをノックしたんです。
  私たちはベッドに座ってテレビを見ておやつを食べました。高橋さんはまるでお姉さんみたいに
  私とおしゃべりをして、どうやったら楽しくなるか私に教えてくれました。

司会:高橋さんはあなたの心情に気づいた。

リン:そうです、そうです。気配りする人です。

ジュン:私もそう思います。私が怪我をしていた時期、私はステージが好きなので、私はまだ舞台に立てると主張しました。
  でもコンサートが始まる前みんなで手を重ねるとき、リーダー高橋愛さんは言ったんです。
  「怪我をしているメンバーがいます。みんなも気を付けて。もし、もう我慢できないと思ったら休んでいいよ。」
  その言葉のあと、他のメンバー全員が私を見ました。
  心配だとか「大丈夫?」みたいなメッセージの目です。心配してくれるのに感動して、
  「早く怪我を治して、ステージに元気に戻るようにしなければ」と自分に言い聞かせました。

リン:メンバーからの励ましは本当に大切です。


【「ダマし」とリンリンの寒いギャグ】

司会:ここで私はちょっと予習してきたのです。あるファンから、誰がいちばんあなたたちの
ことを気にしているかという質問がありましたが、答えなくていいです。高橋愛さんに間違いない。
また、あるファンの質問ですが、ダマしたりとかするメンバーはいますか?

ジュン&リン:だまし?ないです。

司会:からかってからすぐ、嘘だよと笑うようなの。

ジュン:(手を挙げて)はい、はい。久住小春さん。

リン:意味が分からないよ?、お姉ちゃん

ジュン:久住さんが私をだますのではなくて、私が久住さんをだます。括弧付きの”だまし”です。

リン:だから(意味が分からないと)言ったんですよ。久住さんが人をだませるわけがないです。
  久住さんはとても純粋な人です。だから、久住さんをダマしてみたくなる気持ちを抑えられないんでしょうね。

ジュン:とてもいじりやすいです。久住さんは朝から晩まで健康で、元気で、毎日とてもほがらかで、まっすぐ笑っている。

司会:久住さんはとてもハイに見えますね。

リン:久住さんと一緒だと私もハイテンションになります。それが魅力です。なぜかは分かりません。

ジュン;ある日集合を待っているとき、久住さんが来て「ねえ、また食べ過ぎてるんじゃない?」といいました。
  私は(怒った口調で)「なんで他の話題にしないの?」と答えました。そのあと久住さんが楽しげに話しているときに、
  私は久住さんの髪の毛に「いたずら」したんです。すると久住さんは
  「(小さい女の子が訴えかける口調を真似して)ジュンジュンがいたずらした」って言いながら
  サブリーダーの新垣里沙さんのところに逃げていきました。その様子はとても可愛らしかったです。

司会:あなたたちがいじられていないかどうかファンは心配していたのですが、実はあなたがいたずらしていたと。

リン:たぶん(ジュンジュンの)背が高いからでしょうか。

ジュン:そう、最近測ったら166センチでした。

リン:私にちょっとその背の高さを分けてくれればいいのに。

ジュン:私は165センチでもいいと思っています。

リン:もうちょっとくださいよ。

司会:日本の女の子はだいたい小柄で可愛い(というイメージ)ですが、なぜあなたはもっと高くなりたいと思うのですか?

リン:ただそうなりたいんです。牛乳をたくさん飲んでいますが、あまり効果はありませんでした。でも今年は0.3センチ伸びました。

司会:先日17歳の誕生日を迎えたばかりでしょう?まだまだ時間はあります。

リン:その言葉を聞いて安心しました。

ジュン:背が低くなる方法はありますか?

リン:私が切り落とすこともできますよ。

司会:他にいたずらの話はありますか?

リン:高橋愛さんが私の頭をときどき小突きします。

司会:高橋さんは気にかけているだけじゃなくていたずらもするんですね。

ジュン:リンリンは寒いことを言うんです。

リン:そう、よく寒い冗談を言います。日本語で。でも他のメンバーは理解してくれません。正しい意味を伝えられなかったのかもしれません。
  実は、他の人、例えばマネージャーさんに言うと、みんな笑ってくれます。マネージャーさんが私に優しいだけかもしれないですが。

司会:この場で寒いジョークを話してください。

リン:いいですよ。あるジャーナリストが南極に行って…

ジュン:また?(つらそうに)

リン:ジュンジュンは何回も聞いていますからね。(ジュンジュンに向かって)初めて聞くふりをして、終わったら拍手してね。

ジュン:リンリンの表情を見てあげてください。とても可愛いですよ。

リン:私をアップで録ってくださいね。
  (ある記者が南極に行って、)百羽のペンギンに聞きました。… 

  あ、QQだ(※)(その場にあったQQ社のマスコットキャラのペンギンを手に取る)。ちょっと借りていいですか?

  最初のペンギンに聞きました。「毎日何をしていますか?」
  最初のペンギンは「(ペンギンの声真似をして)寝て、食って、ものを叩く」と答えました
  二番目のペンギンも「寝て、食って、ものを叩く」と答えました。
  次のペンギンも、ずっと99番目のペンギンまで同じ答えでした。
  最後のペンギンは「寝て、食う。」と答えました。
  記者は聞きました。「何であなたはものを叩かないんですか?」
  ペンギンはこう答えました「私の名前はモノです。」

三人:(沈黙)

リン:笑って、笑って、ハハハ (一人で高らかに拍手)

ジュン:今の表情は変わらなかったですけど、
  ふだんは、最後のくだりを話すときのリンリンの顔がもっと面白いんですよ。こんな感じで。(物真似する)

リン:(笑いながら)いや、そんなんじゃないです。

ジュン:本当にすごく寒い。

リン:それじゃあもう一ついいですか?もう一つ話をしてもいいですか?話したいんです。

司会:どうぞ。

リン:世界でいちばん、人を待たせるのは誰でしょう?答えはベートーベンです。
  なぜかというと、「デンデンデンデーーーン」(ベートーベンの交響曲第5番"運命”の冒頭を歌う)

(注:要するにその音楽が中国語で「待て」を表す”等(Deng) ”に似てるということ。)

(再び沈黙)

リン:そこまで寒かったですか?でもカメラマンの人は笑ってますよ。ありがとうございます。
  私のたった一人の味方ですね。


【上海訪問についてとエンディング】

司会:日本のメンバーが大陸に来たら、何か一緒に観光したり何かおいしいものを食べたりとか考えていますか?
  リンリンさんは昔よく上海に来ていたので上海はよく知っていますよね。

リン:もちろん、メンバーを連れてちょっと遊びたいと思っています。私が最も近い地元なのでそのよしみで。
  東方明珠塔(オリエンタルパールタワー)に行って、蟹黄湯包(かにみそ小龍包)を食べて、
  そして連れて行きたいのは…行きたいのは…(ここで言葉に詰まってもごもごする。ジュンジュンの影響か)
  …外灘(バンド)ですね。そこにはまだちょっとした乱雑さが残っているんです。
  上海にはおいしいものが色々あります。みんな食べるのが大好きなので。

ジュン:今回のコンサートが大成功になるといいなと思います。
  そうすれば内地の色々な場所でコンサートができて、もっと色々なものを食べられますね。

司会:今日は楽しいお話を聞けました。時間の関係で、番組の最後にジュンジュン、リンリン
 もう一回コンサートの宣伝をしてくれますか?

リン:この番組を見てくださって本当にありがとうございます。上海に来てとても良かったです。
  皆さんとても親切であたたかいです。今回のモーニング娘。コンサートでは皆さんに
  最良で最高に可愛い一面、各種各様のモーニング娘。を見せられたらいいなと思います。
  皆さんがもっとモーニング娘を知って、モーニング娘。を好きになってくれればと思います。
  ではジュンジュン、どうぞ。

ジュン:はい。
  (突然とても大きな声で)みんなー!私は帰ってきたよー!イエーィ!

リン:(笑)イェーィ……

ジュン:慣れてるから。(注:こういうリアクションをするのは日本の番組で慣れた、という意味)
  今回、内地初のコンサートでとっても楽しいエネルギーを出します。
  多くを言う必要はありません。皆さんには決して後悔させません。
  6月28日に上海大舞台、忘れずにちゃんと来てくださいね。
  (更に大声)絶対来てね、バイバイ!
  (可愛らしい声で)……また(番組を)終わらせちゃった。(注:勝手に番組を締めくくる癖があるらしい)

リン:私はもうひとつだけい言いたいんですけど、いいですか?
  ここでもうひとつ言いたいことがあります。それは--
  四川がんばれ!中国がんばれ!オリンピックもあります、がんばれ!私たち一緒にがんばろう!

ジュン:08年、中国、がんばれー!イェーイ!

リン:「イェーイ」は要らない。

ジュン:慣れてるから。

司会:みんなでお別れの挨拶を言いましょうか。

リン:日本の敬語では、「さようなら」と言います。

三人:(一緒に)さようなら!